父親が狭い土地を利用して畑をやっている。会社のおじさんやおばさんも自宅の庭などで野菜を作っている。
夏。
この時期、気がつくと貰いものの野菜で台所がてんてこ舞いだ。
まず冷蔵庫の野菜室に入れる、そこがいっぱいになったら台所の床になんとなく置いておく、それも面倒になると玄関にそのまま放置プレー。
野菜って、生る時期がピンポイントなのでどひゃ−っと出来てどひゃーっと消費しなければいけない。作る側は作ることよりもあげることが忙しく、貰ったほうは食べることよりも仕舞うことで忙しくなるのだ。
戦前生まれで食べ物には散々苦労してきた私の父親でさえ、へちまのように育ったきゅうりをくれるときに「なんなら捨ててもいいから」と言ったほどなのだ。
さて。
私はもちろん戦後生まれだけども、やっぱり食べられるものを食べられるままに捨ててしまうのは気がひけるので、何とかして量をこなそうと思っている。
茄子などは熱を加えて料理するものは量が減ってだいぶ助かるけど、問題はきゅうりだ。
きゅうりって、皆さんどうして食べています?
サラダ、酢の物、漬物、がせいぜいだよね。
頑張ってピクルスとか。
私はこの数年、夏になるときゅうりを炒めて食べています。
縦四つ割にして種の部分をそいで食べやすい大きさに切り、中華風にピリ辛風味にすると結構おいしいです。
【牛肉ときゅうりのオイスターソース炒め】
ほら、字面を見ただけでもおいしそうでしょ。
騙されたと思って一度お試しください。
万が一お口に合わなくても補償はしませんが。