夏も終わりのにほいが漂う本日はキアロ氏の誕生日だりました。
日中は寝たり起きたりを繰り返した二人も黄昏時を迎えるとにわかに元気になりまして。
「せっかくだからどっかに食べにいこうよ」
「うん」
「どこにする」
「いいよ、キアロのいきたいところで」
と、たまには仲むつまじいところをみせつけておきましてですね。
白洲次郎正子の武相荘流れ客。を狙ったとしか思えないタイミングでオープンした鮨屋が近所にあるのですが、高そうなので今まで足を踏み入れたことが無かった。そのお店に行ってみようということになりました。
まずはビール。二人とも生は好みではないので瓶を二本。
そしてお造りの三点盛り。鰹・蛸・〆鯖です。どれも夏の終わりを感じさせる脂の乗り方でたまらない。
あ、だだちゃ豆があるね、これもたのもう。
岩牡蠣かぁ、銚子で食べて以来だね、二つください。
どれもこれも美味しいね。うれしいな。
そろそろお酒いく?あたしはまだビールがあるからいいよ。えーっとナニがあるんかな。男山の「木綿屋」?なんだか豆腐みたいな名前だけど、辛口ってあるからそれにする?
ん、どれどれ、あたしにも一口ください。
んーんっと、辛口ですか、これ?純米だから甘く感じるのかな。
あ、さつま揚げがあるね。こういうお店だから自家製だろうな。エソを使っているって書いてあるよ、いいね。これください。
私のビールも終わったし、お酒、別のにしようか。浦霞からくち。いやーいいねいいね、これはさっぱりしてて美味しいね。
お隣の人が食べてる鰯刺しが気になるんだよねぇ。こっちにもくれますか。
うわーなんだこりゃ。脂乗ってるぅー。うますぎ。
お酒進んじゃうなぁ。もひとつ貰うかな。
くいくいと飲みすすみます。
そろそろおなかすいたね。なんか握ってもらおうかな。
えーっとね。鰯は。。。あ、さっきので終わっちゃったの。じゃぁ光モノはほかに何があるのかな。鯵?じゃぁそれと、あとキアロが好きな烏賊と、〆鯖が美味しかったからソレも。
サービスの生海苔のお味噌汁も美味しく頂いて。
お会計は。ふふふ。ちーん!
やっぱり普段友達と二人で割り勘で飲んでいるのとは違って二人分だからそこそこ取られた感は否めないですけれど。まぁたまにの事だからいいでしょう。
キアロ君、オ誕生日オメデタウ。