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秋の遠足。
近所に越してきたマミツンを誘って、不二子ちゃんとモエル3人で岡本太郎美術館へ行ってきました。おやつは300円以内バナナはおやつに入りません、などと注意を伝えるまでもなく、おやつどころか水筒さえ持ってこないというさすが大人の女の遠足。エロイ、いや、別にエロくはない。
待ち合わせは向ヶ丘遊園駅。
向ヶ丘遊園の駅に向ヶ丘遊園地は無い。遊園地はなくなったのに駅名だけ未練たらしく残している。いっそのこと岡本太郎美術館駅、あるいは潔く太郎駅とかに変えればいいと思う。
駅から美術館のある生田緑地という公園まではだらだらとしたゆるい登り坂なのだが、その歩いている正面から秋の日差しがぎらぎらと3人を照らす。まぶしい。逃げたい。しかし一本道の正面からの日差しなので隠れるところが無い。暑い。暑い。あぁ、、水筒を、、持ってくればよかった、、マジで、、。
やっと公園の入り口が現れ、駐車場・犬・プラネタリウム・犬・芝生・犬・セコイア杉・犬・池・犬犬犬・階段・犬犬犬犬犬と、歩いても歩いても犬が出てくる不思議な公園だなぁここは、なんていいながら公園の一番奥地にある太郎美術館へ。
最初の展示室。薄暗い、そして真っ赤な照明の中にあの有名な太陽の塔の顔がどーんと浮かびあがる。
さあ太郎の世界が始まるよ、と、そう顔が言っているようだ。
その次が絵画の展示。
どの絵も原色をたくさん使って、一見派手な色合いのように感じるのだけど、絵全体から受けるイメージはことごとく暗く恐ろしい。何枚も続けて観ているうちになぜか脳裏に「禍々(まがまが)しい」という言葉が浮かんでくる。苦しくて自然と早足になってしまう。
順路の先のほうに造形物が見えてきたときはホッとした。
手のひらの形の椅子が好きだった。欲しいな。
それから焼き物の顔、全体に貫入という細かいひび割れが入っていてそれが作品に落ち着いたトーンを与えている。これも好き。
最後の方の展示は太郎さんが残したさまざまな仕事の記録。本や写真、それから建物の設計など。縄文土器のデザインのすばらしさに最初に注目したのも太郎さんだったそうだ。知らなかった。
子供の頃はよくテレビに出ていた岡本太郎と言う芸術家。
動きやしゃべり方がほかの誰とも違う独特なもので、いかにも普通じゃない人、芸術の人といった印象を子供心にも受けていたけれど、作品のことは太陽の塔以外はあまり知らなかった。
太郎さん、大きな重い荷物を取り除くために苦しんでいる人のような印象を受けました。
『母の塔』
その根元
おや?この二人は。。。?(笑)
さて、家に帰るまでが遠足なのですが、この3人はなかなか家に帰ろうとせず、この後4時半から10時半まで、実に6時間も飲み続けました。
マミツン、翌日は朝早い出勤だったにもかかわらず、遅くまでお付き合いありがとうございました。
不二子ちゃん、私は断じて深爪じゃないです!白いとこが見えなくなるまで切るのが世界標準です!
異常!あいや、以上!