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表参道ヒルズの入り口にオカクロ嬢を待たせたまま何週間も経ってしまった。
皆様も待ちぼうけ食って木の根っこにころり転げたりしたことでしょう。すみません。
さあ、なにごともなかったかのごとく行くぞ。
ほどちゃんの後姿を見送った直後、オカクロ嬢からの電話が入りました。
「今どこにいます〜?」
「…玄関のところに…」
「じゃいまから急いで向かいますから!」
「……はい……」
電話ではいつも淑女のようにおしとやかなオカクロ嬢で、もしかして機嫌でも悪いのかしら?と心配になってしまうほどなのですが、いざ顔を合わせるといつものオカクロ嬢なので安心します。
「痩せましたナァ」
「いやいや、そちらこそ何回りも小さくなりましたナァ」
中年女が二人して褒めあう姿はなんとも不気味ではありましょうが、私もオカクロ嬢もそれぞれな事情で減量に成功し、二人合わせて米袋が二つほど消えた勘定になります。
母さんボクらのあの米袋どこへいったんでしょうね。
さて、そもそもはオカクロ嬢が梅佳代さんの写真展を観に行きたいと言いだしっぺだったのですが、私はもうさっきほどちゃんと観てしまったので、オカクロさんだけがご観覧ということに。
私は会場の外の、この辺で待っていますからね。
ふらふらとそこらのお店を探索していたらすげー可愛いものを見つけてしまいました。
おぶらじゃー。
みる?
うふ。
みうらじゅんさんのカエルイラストのスポーツブラ。即買い。
ほかにもチョコレート柄とか、五月女けいこさんのイラストのとか、とにかくかわいいのが沢山あってよだれショップでした。もっと何枚でも欲しかった。財布が許せば。
おぶらにうつつを抜かしているとたちまちオカクロ嬢がご観覧を済ませ戻ってきました。
さてさて、さてさて、さぁて!行きましょうよ、行きましょうよってば行きましょう!
今回のもうひとつの目玉、下北沢の飲み屋「両花」へ。
おかくろさんが上京したときは99パーセントはこのお店へ行くでしょうか、ってくらいに二人のお気に入りのお店です。
ここは食べ物がね、もう〜何を食べても美味しいの。
ビールから反時計周りに、
ぬた、小松菜の胡麻和え、鴨のあぶり、バクライ。
このぬたが、写真ではほんのちょっとしか残ってないですけど、うまい。本当にうまい。
ぬたってこんなにおいしかったっけ、ってほどうまい。
葱とワカメと味噌と酢とお砂糖、大体こんなもんだと思うんだけど、それをどうやりくりしたらこんな味になるの?って不思議。単純なものだからこそ味の違いが出るんでしょうね。
これが一番食べたかったメニューの鳥レバ焼き。
二人はなぜかコレを白レバという名前で覚えていて、メニューに載ってなかったから半べそになったけど、たぶんコレだろうと検討つけて注文したらコレだったってコレ。
死ぬよ、うまくて。
さっきのぬたがあまりにも美味しかったからお代わりしました。
今度はマグロぬたにしてみたけど、なんにも入っていないさっきの方が断然美味しかった。
それからアナゴ焼き。
ここ、席が悪い。
目の前が板場になってて、丸見え。
他のお客さんが注文するもの注文するもの全部見えちゃう。
ヤバイ、あの鰯のお刺身美味しそう。こっちも貰いましょう。
これがまたとろけるうまさで。
いやぁ食べた食べた飲んだ飲んだ。
最後に稲庭饂飩まで食べちゃって、お酒もビールから始まって焼酎や日本酒もたっぷり堪能して大満足の夜でした。
来年の年賀状はコトブキの文字で大人の書初め対決しましょうと約束をして、工事が進む下北沢の駅で別れたあれは、八月二十日のことだったっけ。
てなわけで、散々お待たせして美味しかったもの自慢かよ!な内容でもうしわけございません。
そうですよ。ふふ。